鳥林(とりばやし)
〒794-0027 今治市南大門町1-6-21
TEL 0898-32-1262
午後5時 ~午後10時 毎週日曜定休

やきとり四天王の一翼
 「鳥林」さんは、今治駅から市役所に向かう道沿い、富士火災今治ビルの隣りにある。もともとの店は、ドコモショップの向かいにあったが、3年前に移築した。しかし、店内レイアウトは以前とあまり変わらない。カウンターに坐ると新しくなったことを忘れてしまいそうだ。
 昭和30年代、養鶏農家をしていた先代の大将の鶏舎を台風が襲った。鶏に被害が出たが、売っても二束三文になる。それならばと「鳥林」をはじめた。以来、その味が評判になり、今治やきとり四天王の一翼を担った。「えのき」をメニューにしたのも「鳥林」さんが最初。耳に赤鉛筆を挟んだ先代の大将が、のべつまくなく店のふき掃除をしていた姿が懐かしい。
 10年以上前に二代目さんが店を引き継ぎ、今治やきとり四天王の味を継承している。

今治やきとり本流の味
 この店には地元の常連客が多い。そのため、馴れない旅行客が戸惑うことも多い。だが、「郷にいれば郷に従え」。ファミリーレストラン流のサービスを期待せず、今治流のやきとりを楽しもうとすれば、この店に勝る店はない。
 こりこりとした「皮」と辛口のタレは、他のやきとり店と一線を画する。焼いた時に出る鳥のうま味を吸った「ナス」「ピーマン」などの野菜焼きも美味しく、地元鳥生産の「レンコン」は、その大きさに驚かされる。「モツ」は砂ズリ、「ヤサキ」は心臓のこと。「とりねぎ」は串に刺したまま、鉄板で焼かれる。「せんざんき」は、骨付肉をカラリと揚げ、かぶりつけば肉汁があふれる逸品だ。さっぱりした「豆腐」も口直しに最適だ。
 これらのメニューは250円からあり、コストパフォーマンスもよい。「梅チューハイ」は自家製の梅干しとシソが入り、クセがない味で何杯でも飲める。

歴史を守り、伝統の味を引き継ぐ
 先代の味を引き継いだ二代目は「伝統の味を伝えたい」と、鉄板に向かって忙しく働いている。コテを扱う姿が、先代に似てきたような気がする。

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今治やきとり盛り上げ隊

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