世渡(せと)
〒794-00あや 今治市黄金町1-5-20
TEL 0898-31-1614
午後5時 ~午後11時 毎週月曜定休

「やきとり懐石」と呼ばれる店
 上品な味わいのやきとりが次々と提供されることから「やきとり懐石」と呼ばれる店。玉葱スライスを載せてポン酢で味わう「せせり」や鶏ミンチにキャベツとネギのペーストを混ぜてレンコンに挟んだ「れんこん」など、工夫を凝らしたメニューが出てくる。鶏ガラから取ったダシに砂糖を絡めて何時間も煮込んだタレがネタに添えられ、鶏肉と相性ぴったり。甘くて複雑な旨味のタレが、鉄板で焼かれる今治やきとりの美味しさを感じさせてくれる。

小さな鉄板で多くのメニューをさばく
 今治銀座沿いの黄金町にある店は、2階にも大きな座敷があり、100 人以上の客が収容できる。今治でも有数の大規模店だが、一畳にも満たない大きさの鉄板で、この店のやきとりの全てを調理する。大将だけが焼きを担当しているから、調理に忙しい時は、緊張した空気が漂う。
 ネットに、大将が不機嫌だという書き込みが見られることもあるが、やきとりに対する深い愛情が高じて真剣になってしまうことから、不機嫌ととられる。怒鳴り声が上がることもあるが、従業員たちは「毎度のことか」とばかり、料理を黙々と運んでいる。

大将の心意気を食べる
 大将は、日々、美味しい今治やきとりを提供することを第一と考えている。その日の美味しいものを食べたいなら、「おまかせコース」(2500円ほど)にすることをお薦めする。好みのメニューがあれば、追加すればよい。
 お客様に美味しさを届けるため、朝早くから鶏皮の余分な脂を取り、タレを煮だす行為を続ける姿勢から、大将の奢りや不遜を感じることはできない。客が少ない頃に訪れると、口数は少ないが、気さくな大将の素顔に触れることができる。特に、若い女性なら、ことのほか親切だという。
 それぞれのメニューを味わうと、部材の焼き加減を変え、最上の状態を食べてもらおうと願う大将の心意気を感じられるはず。店名は「良くも悪くも世の中を渡っていく」という決意を表している。大将の願いは、帰りがけにお客様から「おいしい」という一言を聞くことだそうだ。

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今治やきとり盛り上げ隊

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