居酒屋 かん吉
〒794-0821 今治市立花町1-1-19 小川ビル1F
TEL 090-7784-1263
17:00~24:00 定休日/水曜日

常連客中心の気さくなお店
 蒼社川にかかる榎橋を市内から立花方向に渡ってすぐ左。かとう内科の前にあるビルの1Fにある郊外のお店。JR今治駅から車で約7分ほど。長いカウンターと座敷のある店である。オープンから約14年。郊外立地ながら常連客が多いのは、地元の人たちに愛されている証拠。大将と女将さんが注文の声に応えて忙しく働いている。
 メニューは、やきとりと魚介類を中心に、素材の味を活かした料理にこだわる。特に、鮮魚は刺身をはじめ、焼き魚、煮ものと、「旬の味を楽しんでいただけるように工夫している」と大将。その日のお薦めメニューが黒板に書かれているので、好みで選ぶことができる。しかも、どれもリーズナブルな値段なのがうれしい。
 地元のウニや、特別に仕入れるクジラの尾の身、冬には「フグのフルコース」も楽しめる。

素材の味を活かしたやきとり
 最初に出てきたのはやきとりならぬ「刺身」。イカ、ハマチ、鯛、タコ、貝柱で、まずは瀬戸内海の幸を満喫。事前に、やきとりを中心としたメニューをお願いしていたのだが、魚メニューを食べたくなったのは、私だけではあるまい。
 この店のやきとりは、鉄板で焼かれている。鶏ひき肉を詰めた「れんこん」や「ピーマン」などの野菜焼き。「ムネ」「鳥ネギ」「つくね」は、串に刺さっているが、「手羽先」「皮」「せせり」「砂ズリ」「キモ」は、バラバラの状態で出てくる。
 今治やきとりは鉄板で焼くので、素材から出てくる脂を、いかに取り去るかで味が変わってくる。脂をすべて取り去ると旨味までもなくなるので、どのくらい脂を残すかのさじ加減が難しい。
 「かん吉」のやきとりは、わずかに残る鶏の脂が、風味と旨味を醸し出す。大将に聞けば、特別にやきとり修行をしたようではないが、素材の旨さを大切にした味わいとなっている。
 「皮」は、カリッとした皮の食感を楽しむことができるように脂をほとんど抜いている。しかし、「せせり」や「きも」などは、しっとりした素材の旨さが心に届くように調理されている。素材の状態がよくわかる「きも」は、臭みがまったくなく、甘いタレが絡まった上品な味わいだ。
 鶏モモを使った「せんざんき」は、下味が軽やかで、いくらでも食べられる。もちろん、衣はカリッと揚がってクリスピーで、噛むと肉汁が口に広がる。
 「やきとり」が美味しいのはよくわかったので、次は魚メニューを味わうために、抜け駆けしようと思う。

和気あいあいの楽しい店にしたい
 やきとりの美味しさの理由について大将にお伺いすると「新鮮な素材を使うのが美味しさの秘訣かもしれません。鮮魚で獲れたての旨さを実感していますから、できるかぎり新鮮なものを肉屋さんから仕入れるようにしています。素材が良ければ、余り手を加えない方が美味しくなります」とのこと。
 「開店してから、あまり宣伝もしていないのに、お客さんが来ていただくことに感謝しています。お客さんが食べたいと思う料理を、手早く調理して出すことが、うちのモットー。素材や料理の腕にこだわるのは、店なら当然のこと。お客さんがうちの店で過ごす時間が楽しいと思っていただいたら、それが私たちの幸せなんです。和気あいあいの店づくりを続けてきました。たまには、足を伸ばして、立花にあるうちを覗いていただけたら、ありがたいと思います」と大将。地元の人々からとても愛されている「かん吉」なのである。

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今治やきとり盛り上げ隊

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