福ろう
〒794-0015 今治市常盤町8-4-21
TEL 0898-23-9001
午後5時30分 ~午後11時 毎週火曜日定休

縁起のよい店名とこだわりのメニュー
 常盤町の今治南高の斜め前にあるやきとり店。「福ろう」は、昔から「苦労しない、難を逃れる」という意味の「不苦労」、「福が訪れる」という「福来郎、福籠」、「豊かに年をとる」意の「福老、富来老」、「旅の安全、人生の幸福」を願う「福路」など、幸福を招くという縁起のよい名前。
 もともとは、「ういち」さんの店だったが、「福ろう」さんに代替わりしてから10年以上の歳月を経てきた。大将の手際の良さと女将さんの気配りが、飲食業に25年以上も携わってきたということを裏付けている。
 調理場にでんと置かれた大きな網焼きスペースで、次から次へとお客さんの注文に応えてやきとりを焼いている。寡黙な大将だが、気さくな女将さんがお客さんとのお喋りに興じる。やきとり以外にも、刺身などの魚料理から居酒屋メニューまで、すべてにこだわりを持った幅広い品揃えで、お客の好みに応えている。また、鉄皿で出される今治名物の鉄板やきとりも楽しめる。

多彩なメニューに舌鼓
 突き出しは「エダマメ」。そして、タレのかかったキャベツが出てくる。メニューを待つ間、キャベツをつまみ、やきとりが登場すれば、タレにつけてキャベツを味わう。やきとりとやきとりの間にキャベツをたべて、口のなかをリセットし、やきとりを食べ続けるのである。
 まず、出てきたのは「ささみワサビ」。ワサビをつけて食べると、鼻にツーンと抜けるワサビのスパイシーな味わいにビールがすすむ。
 外側はカリカリだが、齧るとジューシーな肉汁が溢れ出す「せんざんき」は自慢の逸品。鶏モモの美味しさと工夫を重ねた下味の二重奏が楽しめる。
 ボリュームのある「手羽先」、甘めのタレが美味しい「せせり」、塩とレモンで食べる「砂ずり」、濃厚な味わいの「和牛串」が次々に出てくる。
「皮」「きも」は、熱々の鉄皿にのせられた今治やきとりのつくり方。パリパリの食感の皮に甘めのタレがからみ、トッピングのネギの相性も抜群だ。
 名古屋風に白ごまがたっぷりかかった「手羽先の唐揚げ」、豚バラ肉で巻いた「えのき」など、バリエーションの豊かさも相当のもの。次に登場したのは、「阿波尾鶏のねぎま」。しっかりとした歯ごたえに肉汁の旨さが際立つ。やきとりの最後は「つくね」。ハンバーグ状の「つくね」には旨味が閉じ込められ、タレとの相性もいい。〆に登場したのは海苔で巻いた「おにぎり」。たくさんのメニューに満足しながら、「福ろう」さんの店のように温かく、ふんわりした「おにぎり」に舌鼓を打つのである。
 今回は、やきとりメニュー中心だったが、他にも「刺身」や「焼魚」「串かつ」「つけめん」なども食べられる。世代やメニューを超えて楽しめるやきとり店が「ふくろう」なのである。
 「福ろう」さんのやきとりを食べていると、なぜか幸せな気分になるのは、お客にかけられた「気配り」という名のスパイスのせいかもしれない。

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