ちえ蔵
〒794-0815 今治市土橋町1-8-38
TEL 0898-32-1055
午後5時30分 ~午後11時30分(日曜/〜午後10時30分)
毎週月曜日定休

「鳥林」から伝授された秘伝の味
 県道38号線の鳥生(とりゅう)交差点から山の方に向かい、まっすぐ進んで踏切を超えて鳥生公民館の横、「ぱーまらんど」さんの隣に「ちえ蔵」はある。国道196号線からだと、「さいさいきて屋」の信号を海側に向かい、立花小学校や踏切を超えると、右側におしゃれな店が見えてくる。
 やきとりは今治鉄板のスタイル。大将が「鳥林」さんの遠縁にあたり、今治鉄板やきとりの奥義をみっちりと教えてもらったという。ただし、タレの味は「鳥林」さんとは異なり、甘みが強い。しかし、キリッとしたなかにほんのりした甘みが顔を見せる逸品だ。味の深みとコクを持つタレは、そんじょそこらのやきとり店とは一線を画する。手早い手つきで、ていねいに素材を生かす絶妙の焼きは、「鳥林」仕込みだったのかと、妙に納得した。

今治やきとりの神髄をみた
 やきとりの脂っぽさを少しでもなくそうという配慮からか、本日の突き出しは「白和え」。
 今治やきとり一番人気の「皮」は、「親皮」も加わり2種類。硬めの皮を噛み締めると、旨味がじわっと口のなかに広がってくる「親皮」もいいが、脂をきちんと落とした若鶏の「皮」もさくさくっとした旨さ。ネギかかけてあるから風味もいい。
 どちらもそれぞれの旨さがあり、甲乙つけがたいなと思っていたら、「鳥ネギ」が出てきた。これも鉄板に押し付けて焼いてある。ふんわりとした「鶏肝」、こりこりとした食感を楽しむ「砂ずり」、ボリュームのある「手羽先」と今治やきとりの定番メニューが登場した。
 今治人の大好きメニュー「せんざんき」が登場した。ニンニクをあまり効かさず、生姜と下味のソフトな味わい。熱々の「せんざんき」にレモンをかけて食べたら、そらもう至福の味。
 あとは、「玉ネギ」「ビーマン」「れんこん」と野菜のオンパレード。鉄板で焼いた肉の脂の旨味を野菜が吸い取って、抜群の味になるのが今治やきとり流。どれも、皿からはみ出さんばかりの大きさにびっくり。
 やきとりの〆で登場したのが「つくね」。鉄板で焼いて蒸し上げた「つくね」は、中に入った軟骨の食感と鶏ミンチの旨味に加えて、たっぷりのネギが満腹になりかけていた気分に食欲を復活させてくれる。
 カウンターで大将と話していたら、「鳥わさ焼き」が目の前に運ばれてきた。あっさりしたムネ肉にワサビの茎が入ったタレをトッピング。どんなにお腹が大きくなっていても、「別腹」感覚で食べられる。
 やきとりではないが、お薦めメニューは「ゴボウ揚げ」。薄くスライスされたゴボウを揚げたものだが、さくさくとした食感が心地よく、まさに「食べるのが止まらない」状態になってしまう。もうひとつが「豚骨ラーメン」。手間をかけて、雑味を除いた美味しいスープに細麺がからむ、〆の一杯に最適の味。満腹と満足が心のなかで溶け合っていく。
 おしゃれな内装で、「鳥林」伝授の今治やきとりの神髄を味わう。場所を探してでも、訪れていただきたい店である。

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今治やきとり盛り上げ隊

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